光回線って種類が多すぎてわからない。
どれがいいのか選べない。
こんな疑問や悩みを持っている人も多いですよね。
そこで本サイトでは、知名度が高い光回線のサービスをカオスマップでまとめてみました。
■カオスマップとは
特定の業界に絞ってサービスや商品を提供する事業者をカテゴライズしたもの。(引用:techcrunch公式サイト)

✔︎ カオスマップ・光回線のしくみ
✔︎ 回線事業者とプロバイダーの説明
✔︎ 光回線の選びかた
✔︎ 開催中のキャンペーン
✔︎ ポケットWiFi / ホームルーターのしくみ
✔︎ ポケットWiFi / ホームルーターの選び方
カオスマップの見方(光回線のしくみ、回線事業者とプロバイダーの違い)

カオスマップの見方を解説します。
黒い枠で書かれた回線事業者とプロバイダーから説明します。
回線事業者とは
回線業者とは光ファイバーケーブルを提供している会社のことです。
インターネットを利用するときは、光ファイバーケーブルを使い、ネットに接続します。
では、光ファイバーケーブルとはなにか?どこにあるのか?
街にはりめぐらされた電線をイメージしてください。

電線の中には電力共有する線、電話線、テレビ線(同軸ケーブル)などいろいろな線が含まれています。
このためインターネット回線業者には、
-
電話線:NTT
-
電力:電力会社
-
テレビ線:ケーブルテレビ
- 自社回線:KDDI (au)
があるのです。
これら4社のいずれかが管理する光ファイバーケーブルを自宅に引き込むことによってインターネットを利用することができます。
プロバイダーとは
そもそも論として、インターネットは電気、ガス、水道と同じように、毎月基本料金を支払って使うサービスです。
そこでプロバイダーと契約し、毎月基本料金を支払うことでネットが使えるようになります。

シンプルにいうとプロバイダーは月額の支払い先です。
以前は、NTTに設備使用料、プロバイダーにネット料の2つの月額を支払っていましたが、最近ではプロバイダーへの支払いだけにまとめられています。
契約もプロバイダーのみです。
具体例をいうと、NTTの光ファイバーケーブル(回線業社)を用いて、毎月ドコモ(プロバイダー)に使用料をはらってインターネットを使う、という感じです。
回線業社とプロバイダーの組み合わせは、利用する人がある程度は自由に決められます。
【くみあわせは比較的自由】
▼
回線事業者 × 自社プロバイダー
回線事業者 × 他社プロバイダー
■ 回線業社×自社プロバイダーの例
NTTの光ファイバーケーブルを利用し、NTTのグループ企業「OCN光」をプロバイダーに選ぶ
■ 回線業社×他社プロバイダーの例
NTTの光ファイバーケーブルを利用し、「ソフトバンク光」をプロバイダーに選ぶ
といった感じです。
回線事業者とプロバイダーの選び方
まずは回線事業者ですが、はっきりいって光回線であればどこの事業者もネットはつながりやすいです。
調べ物や動画・SNSの視聴など一般的な利用でいい人はどこを選んでも問題ありません。
あえて違いをいうなら、電力会社、ケーブルテレビよりNTT、KDDI(au)のほうが通信速度が速いと言われています。
ここではシンプルに「電力・ケーブルテレビ=普通車、NTT・KDDI=スポーツカー」というイメージで捉えてください。

電力会社、ケーブルテレビは通信速度によって月額が変わることも多いため、速度を求めると月額が高くなりがち。
なのでできればNTTとプロバイダーの組み合わせがおすすめ。
山間部などでNTT回線が届いていないときに他を当たってみるというイメージです。
オンラインゲームや動画編集などするときは速くて安定した通信環境が必要です。ネットの速度で選ぶならNURO光が国内最速です。回線事業者はNTTですが、その中でもダークファイターと呼ばれる特殊な光ケーブルを使うため非常にネットが速いです。
次にプロバイダーです。
くりかえしになりますが、プロバイダーは契約・支払い先です。
このため、契約特典や月額に違いがでます。
まず月額の相場はざっくりマンションにお住まいなら月額5,000円〜6,000円、戸建てにお住まいなら月額6,000円〜7,000円ぐらいです。
マンションよりも戸建てのほうがインターネットの利用料が高いです。これは戸建ての方が開通工事の負担が大きいことや、ネットの速度が速いことが理由です。
契約特典として現金キャッシュバックがあったり、スマホの割引があったり、プロバイダーによってさまざまなメリットがあります。
基本的にはスマホ割が効くプロバイダーを選ぶのが一般的です。
たとえばドコモのスマホであればドコモ光、ソフトバンク・Y!mobileであればソフトバンク光といった具合です。
この場合、セット割が適用され、毎月のスマホ代が1,000円割引となり、年間12,000円も節約できます。
セット割にくわえて、契約特典として2〜4万円程度のキャッシュバックがもらえます。
つまり光回線の契約は節約のチャンスでもあります。

ドコモ・ahamoならドコモ光
ドコモ光の契約をすれば、ドコモの携帯が月額1,100円安くなります。
ahamoについてはもともと料金が安いため割引はありません。ただ、ネットとスマホを合算で支払えるので支出を管理しやすくなるのでおすすめです。
申し込み特典として、55,500円分のキャッシュバックがもらえます。

ドコモ光 | ||
マンション | 戸建て | |
月額 | 4,400円 | 5,720円 |
契約期間 | 2年 | 2年 |
特典 |
ドコモスマホ月額1,100円割引(ahamoは適用外)
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55,500円キャッシュバック(開通の5ヶ月後現金振込)
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dポイント2,000pt付与 | ||
条件 | 指定のキャンペーンサイト ![]() ![]() |
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キャッシュバックのみDAZNの90日間契約が必要
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ソフトバンクの利用者はソフトバンク光
ソフトバンク光を契約すれば、ソフトバンクの携帯が月額1,100円安くなります。またY!mobileの人も500円〜700円安くなります。
また、ソフトバンク光であれば、開通までの間、コンセントにさすだけでWiFiが使えるソフトバンクエアーを借りることができます(無料)。
申し込みの2、3日後にはレンタルできるので開通までの待ち時間もネットを利用することができます。
さらに申し込み特典として37,000円のキャッシュバックがもらえます。

ソフトバンク光
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マンション | 戸建て | |
月額 | 4,180円 | 5,720円 |
契約期間 | 2年 | 2年 |
特典 |
ソフトバンクスマホ月額1,100円割引
Y!mobile : 500円〜700円割引 |
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37,000円キャッシュバック(開通の2ヶ月後現金振込)
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条件 |
ソフトバンク光のキャンペーンサイト からの申し込み
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おうち割光セットの加入(月額550円)
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au, UQmobielの利用者はビッグローブ光
意外なセレクトだと思った人もいますよね。auひかりは自社の光ファイバーケーブルを工事してネットを開通します。このためLANケーブルのコンセントがあっても、開通工事を行う可能性が高いです。(工事費4〜5万円)
ビッグローブ光であれば工事無料。初期費用が抑えられるのでおすすめです。
しかも、auやUQmobileのスマホセット割も活用できます。
申し込み特典は、26,000円キャッシュバックです。

ビッグローブ光
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マンション | 戸建て | |
月額 | 4,378円 | 5,478円 |
契約期間 | 3年 | 3年 |
特典 |
auスマホ月額1,100円割引
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26,000円キャッシュバック(開通の2ヶ月後現金振込)
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条件 |
ビッグローブ光のキャンペーン
![]() |
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オプション加入不要 |
楽天モバイル利用者は楽天ひかり
楽天モバイルを使っている人が、楽天ひかりの契約をすると、1年目は基本料金無料で利用できます。
マンションなら月額4,180円なので、1年無料を金額に換算すると年間50,160円分もお得に利用できます。(←業界最安)
楽天モバイルの人であれば申し込みも非常にシンプルですし、割引も自動的に適用されます。

楽天ひかり | ||
マンション | 戸建て | |
月額 | 4,180円 | 5,280円 |
契約期間 | 3年 | 3年 |
特典 |
基本料金1年間無料
マンション:年間50,160円割引 戸建て:年間63,360円割引 |
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条件 |
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楽天モバイルの利用者 | ||
オプション加入不要 |
カオスマップの見方(ポケットWiFi、ホームルーターのしくみ)

ポケットWiFiとホームルーターのしくみは、光回線とは全く違います。
イメージとしてはスマホでネットをみるのと同じです。
ドコモ、ソフトバンク、au(WiMAX)のスマホの電波を使ってネットを利用します。

光回線のように、光ファイバーケーブルは不要ですし、プロバイダー契約もしません。
ポケットWiFiやホームルーター本体を購入・契約すればOKです。
※ただし、毎月基本料金を支払います。
契約・支払い先は、スマホと同様で、docomo、ソフトバンク、au (WiMAX)となります。
【ポケットWiFi・ホームルーターのいいところ】
繰り返しになりますが工事不要ですぐに使えること。また、月額も4,000円前後なので光回線よりも安いです。
【ポケットWiFi・ホームルーターの悪いところ】
光回線にくらべて電波が安定していない・通信速度が遅いことです。
スマホを持ち歩いていると、場所によって電波がつながりにくくなりますよね?あれと同じような現象がポケットWiFiやホームルーターでも生じます。
このため、テレワークやゲームなど、安定して速いネット通信が必要な人にはおすすめできません。また、接続する人数がふえるとどんどんネットが繋がりにくくなります。
なので、三人以上で共有するのは難しいです。

一人暮らしで一般的なネットの使い方(調べ物、買い物、動画・SNS視聴)であればポケットWiFi・ホームルーターでOK。
仕事やゲームで使う、家族みんなでネットを使うなら光回線という具合です。
ポケットWiFiとホームルーターの選び方
選ぶときの流れは3段階あります。
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使う場所
-
使い方
-
料金
1)使う場所
まず自宅だけで使うならホームルーター、外出先でも使うならポケットWiFiで考えてください。
基本的なしくみは同じですが、ホームルーターは自宅専用で作られており、持ち出しができません。また、自宅で使いいやすよう、複数人で接続しいても快適に使えたり、本体からは離れてもWiFi接続ができます。
2)使い方
ネットを使う用途として、テレワークやオンラインゲーム、動画編集など高速通信をもとめられるものをするか、ネット検索、SNS、動画視聴などの一般的な使い方でよいのか、考えてみてください。
これによって、選ぶ機種・サービスが変わります。
3)料金
1)と2)でいくつかの候補が残ったら、最後は料金で決めましょう。おすすめはスマホ割引とキャッシュバックがあるかないか、です。
1、2、3を考えて、ベストな1台を選んでください。
以下より、ポケットWiFi・ホームルーターの種類別に特徴を説明します。
回線・サービス別の特徴
WiMAX回線の特徴・サービス内容
WiMAX


利用エリア | 都市部・郊外は広い、山間部は厳しい |
通信速度 | 都市部・郊外ではかなり速い、山間部では遅い |
利用制限 | 3日で15GB以内(超過するとネットが遅くなる) ※15GBの目安はYouTube10時間視聴程度 |
月額 | 3,000円〜5,000円※キャンペーンにより変動 |
特典 | UQmobile,auスマホ割、キャッシュバック |
ソフトバンク回線の特徴・サービス内容
ソフトバンクエアー

利用エリア | 都市部・郊外は広い、山間部は厳しい |
通信速度 | 日中はかなり速い、夜間がやや遅い |
利用制限 | 無制限 |
月額 | 4,000円〜5,000円 |
特典 | ソフトバンク・Y!mobileスマホ割、キャッシュバック |
ポケットWiFi
利用エリア | ほぼ全国網羅 |
通信速度 | かなり速い |
利用制限 | 利用時間の制限:3日で10GB ※10GBの目安はYouTube7時間程度 |
月額 | 4,000円〜5,000円 |
特典 | ソフトバンク・Y!mobileスマホ割 |
ドコモ回線の特徴・サービス内容

利用エリア | ほぼ全国網羅 |
通信速度 | かなり速い |
利用制限 | 無制限 |
月額 | 一律4,250円 |
特典 | ドコモスマホ割、キャッシュバック |
楽天回線の特徴・サービス内容

利用エリア | エリアにより異なる※建物内は厳しい |
通信速度 | 速い |
利用制限 | 無制限 |
月額 |
980円以上(ネットを使った分だけ支払う。最大で2,980円)
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特典 | 1年目無料 |
光回線・ポケットWiFi・ホームルーターのカオスマップのまとめ

光回線、ポケットWiFi、ホームルーターは数え切れないほど種類があります。
これから契約を考えている人はこのページで書いた選び方のポイントを参考に、決定してください。
ポイントさえおさえておけば、あなたに合った&一番お得なサービスを利用することができます!
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